社会福祉士

Interview

人と地域福祉に働きかけるキーパーソン〜自立支援と社会参加を促すために〜

社会福祉士は、利用者さんの生活上の相談に乗ったり、自立した生活を送るための支援計画を調整したりと、臨機応変なコミュニケーションが求められる職業です。また、施設や行政機関と連携し、必要な公的手続きや支援情報の共有をする役割を担います。地域の福祉課題や社会資源を把握し、その調整や開発、ネットワークの形成を図るなど、地域福祉の増進に働きかける重要なキーパーソンです。

誰もが可能性を見出し、強みを活かしながら地域社会に貢献できるサポートを

中垣義治

社会福祉士
よっといでん

あらゆる人の「自立」を支援する

私はこれまで、スポーツに関わる仕事に多数携わってきました。その中で、理学療法士が新しくオープンする施設があると聞きつけ、訪れたのがP-BASEでした。P-BASEのスタッフや利用者さんの活気ある姿はとても印象的でした。また、スポーツに関わる中で、トレーニング外でいかに自立できるかが重要だと考えていたので、デイサービスの運営指針に「自立」を掲げている点にも大変共感しました。2014年に入職し、清水店の立ち上げを経験。集団体操など、効果的な運動を楽しく安全に続けられるよう、プログラムの立案などにも注力しました。

P-BASEグループは人材育成に長けた会社です。私自身、以前は自分に自信が持てない部分がありましたが、会社が私の強みを伸ばし、弱みを補うようなサポートをしてくれたおかげで、自立した人間に成長することができました。これからは、私自身もあらゆる人の可能性を広げ、自己実現をサポートできるよう取り組んでいきたいと思います。

地域の社会資源と繋がれば、人の暮らしはもっと豊かになる

利用者さんが地域に生きがいを持てる活動をもっと促進したいと考え、社会福祉士の資格を取得しました。人と地域に関わる資源を結びつけ、それぞれの強みが誰かの役に立つよう促す仕事に意義を感じたのです。以前、地域のフリーマーケットに出店した際、利用者さんがご自身で作った商品をとても楽しそうに販売している姿を目にしました。この時、人の可能性を広げることに面白さとやりがいを感じました。今後は、デイサービスという場所を地域のさまざまな方がごちゃまぜになって交流できる場所に発展させたいと考えています。子どもから高齢者、地域のあらゆるステークホルダーを巻き込みながら、新たな関係性を構築し、可能性を広げるサポートをしたいです。そうすることで、地域社会がより豊かになっていくと、私は確信しています。