Interview
介護福祉士
一人ひとりに寄り添った関わり方で、利用者さんの生活や暮らしに彩りを加える
介護福祉士は、利用者さんがその人らしく生活できるように、食事や入浴、リハビリテーションをはじめとした日常生活の支援や、趣味や娯楽活動などの企画・運営、家族とのコミュニケーション、緊急時の対応などを行います。働く上では、利用者さんの状態や意向を把握し、個々の状況に合わせた支援を提供することが大切です。一人ひとりの価値観や生き方に理解を深め、共感することで信頼関係を築くことができます。
社内副業制度を活用した新たな挑戦! 利用者さんや会社とともに成長できる新しい職場環境
近藤 未咲
- 介護福祉士
- P-BASE高橋店
介護福祉士の私にしかできない「架け橋」を
私は、中学生の時に経験した高齢者施設でのボランティア活動をきっかけに、介護福祉の世界に興味を持ちました。特に、いろいろな疾患や障害をお持ちの方の生活に身近で関わることのできる介護福祉士に魅力を感じ、その道に進むことを決意しました。これまで、特別養護老人ホーム、重症心身障害者を対象としたデイサービス、知的障害や発達障害の子どもたちが通う放課後デイサービスなど、あらゆる現場で経験を積みました。その中で、利用者さんのリハビリテーションについて興味を持つようになり、知人から紹介されたP-BASEを見学しました。リハビリテーションやまちづくりの視点を取り入れた様々な取り組みや、気持ちの良い挨拶が響き渡る明るい職場に魅了され、2019年に入職しました。現在は、利用者さんの話を傾聴したり、表情の移り変わりを瞬時に察知できる強みを活かしながら、日々、セラピストと利用者さんの架け橋となれる存在を目指して働いています。
社内副業制度を活用した新たな挑戦
現在、私は豊田市の「ずっと元気プロジェクト」という官民連携の介護予防事業に携わっています。この取り組みは、65歳以上で介護保険を利用していない方を対象としたもので、運動教室やパソコン教室などを定期的に開催しています。私は事務局として、毎月の実績をまとめたり、広報・PRを担当したりしています。このプロジェクトに参画したことで、外部の人との繋がりができ、自分自身の新たな強みを発見することができました。会社が金銭的にもバックアップしてくれているため、自分のモチベーションの維持にも繋がっています。勇気をだして挑戦してよかったと、会社には心から感謝しています。
今後は、デイサービスに通う方が社会復帰できる機会をもっと増やせるように取り組んでいきたいと考えています。「自分はまだまだできる」という自信が、新たな挑戦に繋がるような関わり方をしていきたいです。